《自転車泥棒/Ladri di Biciclette》を観た。スコセッシおすすめ外国映画マラソンです。90 分程度と比較的短めの本作は、そういう意味では鑑賞しやすいが、ネオ・レアリズモの後味の凄まじさは、これまたイヤなも …
《揺れる大地/La terra trema: episodio del mare》を観た。ひさびさに、スコッセシおすすめ外国映画マラソンを走る。 160 分の映画で、ヴィスコンティ監督の初期作品にしてネオ・リアリズモとや …
《戦火のかなた/Paisà》英題は “Paisan” を観た。ロベルト・ロッセリーニ監督の 1946 年の作品で、前年の《無防備都市》に続く戦争三部作の二作品目となる。120 分の上映時間は 6 …
《天井桟敷の人々/Les enfants du Paradis》を観た。1945 年のフランス映画で、監督はマルセル・カルネという方らしい。タイトルを辛うじて耳にしたことがあるくらいで、監督名やその他の詳細はまったく知ら …
ヒッチコックマラソン『パラダイン夫人の恋』を観た。原題は《The Paradine Case》ということで、こちらを参照したい。と言うのも、ちゃんと鑑賞していれば大筋は明らかではあるが、そもそもの邦題がかなりネタバレ気味 …
ヒッチコック『山羊座のもとに』《Under Capricorn》を観た。いつものように Wikipedia の情報に頼るが、原案となる戯曲、その小説化、第一脚本などを経て最終的な脚本に至ったらしい。 19世紀のオーストラ …
ヒッチコック作品初のカラー作品、『ロープ』《Rope》を観た。ショッキングなオープニングから始まる本作は、サスペンスらしさ満載でワクワクさせられるスタートだ。物語はアパートの一室で完結するし、結末の見せ方も舞台っぽいなと …
ヒッチコックの『汚名』《Notorious》の感想となる。元ナチスのスパイであった父、その娘であったアリシアは FBI に協力するために南米はブラジルに移動して、現地の元ナチス達と交流し、あまつさえターゲットの妻となるに …
ヒッチコックマラソンです。『白い恐怖』《Spellbound》の感想となる。 『断崖』の感想でも述べたが、ヒロインは学識のある女性で、ロマンスとは無縁の人生を過ごしてきました、というような設定で、ひとつの典型かな。また、 …
ヒッチコックを見るシリーズです。今回は『救命艇』《Lifeboat》を観た。戦中の作品ということでプロパガンダ映画、ということでいいのだと思うが、定義がよくわからないので、なんとも言えない。 脚本の原作としてスタインベッ …