中身のない Obsidian の記事がやたらと読まれる。ありがてぇありがてぇ。

実際、普及もますます進んでいるようだ。わたしはゴリゴリの IT エンジニアではないし、ゴリゴリの文字書きでもないし、ゴリゴリなカスタマイズもできないので、はっきりいって活用レベルはゴミだと自覚しているが、読んでもらえるからには情報らしきものは残しておきたい。

ということで、プラグイン周りの話でもする。言うまでもなく、このへんはアップデートやらなんやらが多いので、2023年9月現在くらいの情報ということに留意したい。あと、直近のそのへんでよく紹介されている定番プラグインというよりは、なんとなく過去からの自分なりの変化や、どちらかというと自分で探し出したプラグインを中心に触れる。

フォルダ分類は止めた|TagFolder

最初から時間の問題だったというか、Obsidian を使う理由がブログの原稿管理を中心とした目的から変わってきたので、次第にフォルダでの文書管理は止まった。

フォルダ機能がある限りは、なんらかの整理はしたいが(必要とすら思っている)、現状は書いたら放りっぱなしで、いまはデイリーノートを除いて、直下にファイルが増えていっている。基本は検索が強いし、柔軟な管理にはタグの工夫がよさそうだし、Scrapbox でおなじみの機能を実現した 2 hop links も 2Hop Links Plus になって安定的に機能するし、デイリーノートを起点にしやすい体制もできたというのが大きい。ということで、コミュニティプラグイン TagFolder をもう少し活用できると更によいのだろうが、今はなんとなく入れて使っている程度だ。

オンにしておいた方がええやろ|Backlinks

コアプラグインだ。デフォルトではオフということらしいが(不確か)、別のノートからリンクがあるとき、ノート下部にリンクがリストアップされる機能だ。上記の 2Hop Links Plus で十分じゃろという話もできるが、これはこれで便利なのだ。ノートに日付を入れることが必須だが、そうすることによって直接デイリーノートから派生していないノートを、デイリーノート側から可視化しやすい。これに尽きる。

起動時に開かないほうがいい|Daily notes

コアプラグインだ。この機能を使っていないひとはいるのだろうか。なにかしら同期機能を利用して Obsidian を運用している場合、設定の「起動時に自動的に開く」はオフにしたほうがいい。これだけが書きたくて本記事にリストインした。

というのも、どこかの端末でデイリーノートのテンプレートを更新、変更した場合、しばしば別の端末で当日のデイリーノートが開かれたとき、設定がバッティングしやすい。特に iOS、iPadOS 系とその他の場合で発生しやすい気がする(macOSはわからん)。地味にストレスです。

使わなくなってきた|Unique note creater

コアプラグインだ。いわゆる Zettelkasten 的なノートを前提としたプラグインだが、一応オンにしている。ほかのノートから派生しない単独ノートを雑に書き込むときには、一応ここから書き始めているが、直近の使い方とは微妙に食い違いがでてきた。少なくとも現状の運用方法においては、ファイル名に日付などのデータは不要だし、Obsidian Memosなどを経由してデイリーノートから新しいノートを展開することが増えたからだ。

文字数はカウントしたいじゃん|Better Word Count

コミュニティプラグインだ。ある日、ふと気づいたが、Obsidian標準には文字数カウント機能がない。まぁ不自由しない人も多いのかもしれんが、本当にそうか? ということで英語圏で調べたらふつーにあった。まぁ日本人ユーザーでも入れてる人は多いんだろうけど、当然すぎるのかねぇ。わざわざ名前を挙げて紹介している記事はほぼ無いかなと

こっぱずかしいけど、取り消し線で残しておく。Word Count 自体はコアプラグインがありましたね。記事を書いてから再確認したら気づいた。下記の利点は減ずるものではないので、オススメには変わりないです、はい。

いわゆるアプリ画面フッターに文字数ほか単語数、などなどいろいろな情報が表示される。ヘディング(でいいのかな)で区切ると、その見出し右に見出し以下の文字数も表示される。これ便利な機能やな。あんまり似たような機能を見た記憶がない。いや、このプラグインは入れて損ないぞ。ほんとに。

不義のファイルを削除する|Janitor

コミュニティプラグインだ。これももっと早く知りたかった。Google のアプリもそうだが、ほいほいと新しいファイルを作成できて、それが自動的に保存されるような仕組みのとき、中身のないファイルが量産されるズボラな人間がこの世にはいる。Janitor の出番である。

内容のないファイル、あまりにもファイルサイズがデカいファイルなどをスキャンし、どう対処するべきか示唆を与えてくれる。当然、実行もしてくれる。

お前を書き換える|Tag Wrangler

コミュニティプラグインだ。これももっと早く知りたかった。タグの管理には絶望と諦めが付きものだが、それを少しでも解消してくれるプラグインだ。なんか適当に名付けたタグ、あとからしっくりこなくなったときや、そもそもスペルミスだったぜ(俺は幾つのファイルを直せばいいんだ)みたいなことがあるときに役立つ。具体的には横断的にGrep検索かなんかしてくれてタグをリライトしてくれるってコトと思うが、そういうプラグインだ。

これもアタリマエすぎるんだろうけど、もっと皆ちゃんと紹介してくれぃ。

いつも新しいキミでいてくれ|Opener

コミュニティプラグイン、かつ上記のBrat経由でのインストールが必要になるプラグインかな、現状では。

ファイルを開くときのタブの挙動だが、常に新しいタブで開いてくれる。これ、標準機能で設定できてもいい気がするが、繊細な領域なのかね。X で紹介されていたので入れてみたけど、もうコレ無しでは無理だね。

というわけで、他の紹介ではあまり目にしないけどどう考えても便利やなぁ、というプラグインに触れてみた。自分からは、これくらいかな。

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