NHKにとって知性とは何か

タイトルに深い意味は無くて、NHKの「100分 de 名著」で小松左京が取り上げられていたらしいことに終了後に気がついたという話だ。そもそも「100分 de 名著」シリーズにはいっさい目を向けたことがなかったが、小松左京が扱われたのであれば話は別だ。どうして気がつかなかったのか。センサーの感度が落ちている。

https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/89_komatsu/index.html

扱われた作品は『地には平和を』『日本沈没』『ゴルディアスの結び目』『虚無回廊』の4作品らしい。ふーん、ほどほどじゃん。

SF作家としてのキャリアのスタートと終わりの2冊をきっちり入れてきている。この2作品を押さえるとして、残りは「日本沈没」と「ゴルディアス」だが、ベストセラー作品である前者を外すというのも考えづらい。「ゴルディアス」に変えて『果てしなき流れの果てに』はアリかもしれないが、「虚無回廊」とのバランスを考えると「ゴルディアス」に軍配が上がるか。さよなら、ジュピター……。

そうでなければ「女」シリーズや怪談物などが欲しかったかもしれない。だが、これらは短編なので番組の都合としては扱いづらかったんだろう。だとすれば、選書は、まぁこんなものか。

扱いに困っただろうは「ゴルディアス」だろうなぁ。どういう構成で乗り切ったのか。もちろん他の放送回も気になる。アーカイブスで扱っているだろうから後追い視聴はできる。各回を補ってみるのも面白そうだが、気が向いたらやるだろうか。