いつだったか、まだ寒い季節に『落下の解剖学』を観た。
なんか偉い賞をとったらしいが、個人的には割とどうでもよかった。先行上映会にいったひとたちの評判がやたらとよかったので、そっちをアテにして行ったが、率直に言ってこれがよくなかった。今後は気をつけたい。そもそも、「法廷劇」だとか「解剖学」だとかいったキーワードがほとんどミスリードであるように感じる。
(さらに…)今年は昨年に比べてさらに読書の習慣が順調である。脳に文字列があるという状況が心地よかったことを思い出す。一昨年くらいから徐々に帰ってきたこの習慣は、電子書籍を Kindle に戻すというごく単純な変化によって劇的に改善した。なんとバカらしい。
(さらに…)だらだら書いた。が、結論として、カスタマイズする必要は、ある。
で、ざっくり Obsidian に手を出さなくていい理由を挙げるとすると、以下などか。
- スマートフォンの標準のメモアプリ、iPhoneならメモ、AndroidならKeepで済むならそれ以上のことはない。前者なら Mac の併用も半ば前提になるけど。
- Notion、Evernote、その他の Webサービスで事が足りるならそれもそれで Obsidianに手を出す必要はない。(ここでは無償有償は問題にしない)
『窓ぎわのトットちゃん』を観た。
作品の発表から上映まで話題沸騰という感じだった、少なくとも私の周辺では。原作はもともと有名ではあったろうし、黒柳徹子とその両親を含む家族の歴史は、戦争を挟んだ現代日本のなにかしら理想的なケースが辿った命運みたいなのを持ち合わせているってことなんですかね。
(さらに…)『ゴールド・ボーイ』(黄金少年)を観た。まったく面白かった。
原作は中国の小説『坏小孩』 (悪童たち)とのことで、2020年に中国でドラマになって話題になったと。ドラマのタイトルは「隐秘的角落」だそうで、直訳としては「隠された角」があたるようだ。ドラマの英題は “Bad Kids” だそうなので、これは原作に寄せたんだろう。
以下、作品の展開を示唆する文章なので、まだ見てない方は読まないほうがいい。
(さらに…)『マダム・ウェブ』を観る。別にマーベルファンでもスパイダーマンファンでもないし、ダコタ・ジョンソンのファンでもないが、なんとなく面白そうだなと思ったんだよね。期待に比しては、そこそこ。というか、まぁこんなもんだろくらいの結果だったので上々でしょうか。本国ではあまりお客が入っていないということだし、脚本が揺らいだりということらしいので、なかなか正面から向き合うのも難しそうだが。
(さらに…)映画なのか? 『水戸黄門』(1978)を観た。特に副題も無いので、1978年の作品というほかないが、黄門さまを演じるのは東野英治郎なので、そのへんのシーズンの作品だ。ついでに、私がはじめて見た水戸黄門は、佐野浅夫のシーズンと思われ、東野英治郎は別の再放送枠でのちに見たが、印象が変わってしまったので苦手だった。
(さらに…)『レザボア・ドッグス』を観る。クエンティン・タランティーノの出世作だそうで、90分という小作品。お金がかかってないこともよくわかるが、そうはいっても安っぽさは感じない。もともとイイ話の類ではないだろうなとは思っていたが、なるほど黒服まとって宝石強盗とな。
(さらに…)3時間のワケわかめ映画と聞き、私好みだと断定して『ボーはおそれている』を観てきた。よかった。これはよかった。よく確認せずに「ポー」だと思っていたら、作中の字幕では「ボウ」だし、見終わってから確かめると、当たり前だが「ボー」だった。そんな作品でした。
オチに触れてます。
(さらに…)