前回前々回に引き続き、「ティアーズオブキングダム」の話をする。

Switch、ブレワイ発売の前日だったかな。電ファミニコゲーマーで以下の記事が公開されて注目を集めていた。

私も面白く読んで、以降何度か読み返したのだが、記事中にマインクラフトの話題が登場する箇所がある。青沼さんは息子さんに「何でもできるってほんとか?」みたいな聞いて、返答は……、と話の枕として笑い話のようなオチを付けているが、そのあとで以下のようにも説明していた。

 『マイクラ』のいいところは、やっぱり入り口の垣根が低いことですよね。「あ、こんな単純なことでいいんだ」と、やってるうちに、ちょっとずつ複雑なことができるようになる。そうして、どんどん新しいものが欲しくなって、ますますハマっていくわけですよ。(リンク先記事中4ページ目)

https://news.denfaminicogamer.jp/projectbook/zelda

今作のスクラビルドの説明が出たとき、そしてなんかいろいろ作れると発表されたとき、インタビューのこの会話がすぐに直結した。マインクラフトを牽制しつつ、まったく同じではないものの何だかんだとブレワイを圧倒的に超えるクラフト要素を加えてきたなと。

なんならブレワイフォロワー作品としても注目された「Craftopia / クラフトピア」がやりたかったことは(現状がどうなっているかわからないのだけれど)、今作に相当に近かったのではないか。

いずれにせよ、予告でクラフト要素が発表されたときは、ゲームのストーリー要素やハイラルの世界観にこの面白くも未知数な要素がフィットするか否か、だいぶ勝手に不安を抱いていた。

実際、マイナス面もあると思う。単純に、何のゲームをやってるのかよくわからなくなる瞬間がある。「知育ゲー」と一部でも呼ばれているが、手元でこねくり回せるパズル要素の前でウンウンと唸っている自分はなんなのか。

だからまぁ、「期待する謎解きはこんなんじゃない」とかいう類のかたちで不満が表出することもあろう。だがしかし、モノ作りは楽しい。

早速、さまざまなプレイヤーが奇想天外なギミックやオブジェクト、兵器などを制作し、公開しては注目を集めている。やっぱり何のゲームなのかよくわからなくなりがちだが、少なくともこれらがハイラルで機能していること、プレイヤーたちを楽しませていることは確かだ。

個人的には、この能力を登場人物である大工(建設屋? 建築家?)さんたちとの掛け合いにも生かしているところが好みで、こういうユーモアは本当にステキだ。

ところで、マインクラフトはさておき、レゴ社がデジタルゲームで実現すべきブロック遊びの未来って、今回のゼルダが示したような路線ではなかったのかと勝手に思うんだけど、どうなんでしょうね。

まぁ、レゴ社に限った話でもないし、緻密クラフト要素が充実したゲームってのは PCゲームにはたくさんあるけれど。その塩梅の話だね。

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