そしてそれがそれほど不思議でもない

『AIの遺電子 』および『AIの遺電子 RED QUEEN』(山田胡瓜)のシリーズが完結していた。なんとなく読んでいなかった最終の 2 巻を読んだ。その感想は別に書いておきたい気もするのだが、ネタバレと言うか、ゲーム世界の扱いについて気になることがあったので、それについてのメモを残す。

言うてしまうと『ゲームの王国』(小川哲)や『三体』(劉慈欣)などで似たようなギミックを見たからなのだが、つまるところゲーム世界が現実の問題を解決させる糸口になっているというところで、昔から用いられた設定ではあると思うが、扱われ方にちょっと差が出てきたようなという違和感があるということだ。あくまで「ソードアートオンライン」シリーズなどとは異なる感覚だということは明らかにしておきたい。

VR 機器が発達したからこその影響とも思えるのだが、それだけで済ませていいのかもよく分からない。この感覚がそれなりに妥当であるかも実はあまり自信がない。