3月、池大雅(いけのたいが)の展覧会に行ってきた。
出光美術館に出掛けるのは相当に久しぶりだし、以前に何を見に来たのかすら覚えていない。今回の池大雅、不勉強ながら知らない人だったが、文人画、そこから北画、南画の違いなど、なるほど、ということで、学びがあった。
父を早くに亡くしたらしい池大雅は、母と京都中を転々としながら、旅行なんかもそれなりに多く、結婚もして、いろんな作品を残していくわけだが、つまるところ若い頃からパトロンがいたんかね。そういう情報はほぼなかったが、そうなんだろう。
セクション別の感想を残していたので、公開しておく。
(さらに…)なんとなく近場の映画館に『悪は存在しない』がかかっていたので、観てきた。
なんでか、前回はシネコンで大々的に上映されていた監督の作品が今回は小さめのシアターでしかかからないのか、よくわからないが、何かしら理由はあるんだろう(資本が入ってないってことなんですかね)。結果、映画好きしか観にいっていない印象があるが、これもよくわからない。
(さらに…)YAMADASの yomoyomo さんの以下の記事を読んで、なんかふと思い立った。
戯れに Linux をデュアルブートにしたり、仮想環境に入れてみたりとしたことはあったが、大して使うこともなく、文鎮化するというか、放っておくことが多かった。別に開発するひとでもないし、そんなに用途がないし。
(さらに…)『湖の女たち』を観た。変な出来栄えだのような感想を目にしたので、期待していた。原作が『怒り』の吉田修一と知っていたら、見ていなかったかもしれない。結果として(原作の良さを生かせていないという感想も目にするものの)、作家への解像度が上がったなぁというのが最大の印象だ。
(さらに…)最近は あとで読む ために Omnivore を使っている。たまに挙動が怪しいが、オープンソースのサービスをここまで使わせてもらえているので、不満は皆無だ。Readwise というサービスもよさそうなのだが、基本的に Feed を中心に処理したいので、ソリが合わない。有料版のプランが他ジャンルサービスと比べても割高、などなど色々とハードルがある。
(さらに…)書店に足を延ばす機会もめっきり減った。本当は2週に1ぺんくらい通いたい。その方がいい。なんだかんだ書棚から得るインスピレーションはバカにならない。だが、タイミングの問題というか、目下として読む本に困っていないし、結局のところ足を延ばすに至らない。
(さらに…)『BADON』を読んで、気になったので再読した。内容もすっかり忘れていた。「さらい屋」とあるのに本編がそれであることも気づかない。大丈夫だろうか。読みはじめて、あぁそういえばこんな作品だったなと記憶が追いついた。
(さらに…)オノナツメの『BADON』を読んだ。『ACCA』と同じ舞台のようだが、少し時代が下るのかな、あまり調べていないけれど。たまに登場する刑事さんが、ACCA主人公であるジーンを示唆するような台詞を吐いていることを、ひとつだけ発見した。作者の遊び心だろう。他にもなにかあったかな。
(さらに…)『ビートルジュース』を観る。
人に勧められて見たが、なにやら続編が決まったらしく、運命めいたものを感じる。ティム・バートンの初期の佳作・傑作という認識でイイんだろうか? 1988年の作品ということで、CGがふんだんに使われているが今からみればチープな出来だ。当時にしても工夫が凝らされているようだが、現代からすると味のある作品というふうに見える。悪いわけではない。
(さらに…)ジョン・フォードの『静かなる男』を観る。
アメリカに移民した家族、その息子だけがアイルランドに帰ってくる。1952年の作品で、カラー作品だ。ヒッチコックの『ハリーの災難』が1955年なので、3年間でカラー技術も結構変わるんだなという印象も生じた。現代で配信するにあたって、用いられた補正技術の差もありそうだ。
アイルランドというと『イニシェリン島の精霊』なんかでもそうだが、バーにビールか蒸留酒、石の壁、現地の特有の十字架なんかがちょいちょい使われており、ははぁ、アイルランドであることだなとなる。いや、すでに説明されている状況ではあるけれど。
(さらに…)