Windowsにはフリーソフトという文化があった(まだある)が、かつてほどの勢いはないと思う。Vectorや窓の杜などは運営されているが、使う機会もかつてほどではない。フリーソフトを紹介する個人サイトもたくさんあったが、更新されなくなったり、閉鎖されたりといった流れをたくさん見てきた。

フリーゲームの文化もかつてほどではないような気もするが、こちらはインディーゲームにトレンドが移ったような気もするし(日本の国内でさえ)、悪いことではないと感じる。

個人開発の有料アプリで伝統的なソフトといえば「秀丸」だろうか。2、3年前くらいにかなり詳細なインタビューが出ていた。テキストエディタについても、その用途等からしてさまざまなアレコレがある。

最初から話題が逸れていた。

画像閲覧ソフトというものがある。場合によっては管理もする。いや、どちらかといえば管理する目的のほうが大きく、言うまでもなく2つの機能は一体のことが多い。ネットサーフィンをしていると、気に入った画像を保存したいという衝動に誰でも一度は駆られるものではないか。保存した画像をどう仕舞っておく、という話だ。

画像を閲覧、管理するにおいてエクスプローラーでは怠い、めんどくさいというときに登場するが画像閲覧ソフトだ(管理もする)。

さらに、管理は別にいい、手っ取り早くファイルを確認したい、という状況に至ることがある。「Massigra」だが、これはほぼ閲覧目的のソフトだ。何より起動がはやい。MacのQuick Lookには及ばないが、これでいいのである。

Windowsであれば、かつてはPicture Manager(これはMicrosft Officeの一部)、Live Photo Galleryなどがあった。悪くなかったが、管理ソフトだ。Windows 10になってからはフォトアプリになった。やりたいことは分かるし支持もしたいが、ソフトは重く、Windows 8以降の設計思想に則っており、お世辞にも使いやすいとはいえない。

というわけで、依然としてMassigraを愛用している。気になる点といえば、今後不具合などが発生した場合に 制作者は更新する気があるのかどうか、くらいだ。ソフトの最終更新は、2013年だものね。

http://www.massigra.net/

最悪の場合は類似のソフトIrfanViewに乗り換えるかくらいかな。

なお、本記事では「ソフト」で通しているが、タイトルはアプリとした。なんというか説明しづらいが、そういう語感で統一したい。

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