最近は あとで読む ために Omnivore を使っている。たまに挙動が怪しいが、オープンソースのサービスをここまで使わせてもらえているので、不満は皆無だ。Readwise というサービスもよさそうなのだが、基本的に Feed を中心に処理したいので、ソリが合わない。有料版のプランが他ジャンルサービスと比べても割高、などなど色々とハードルがある。

で、あとで読む はほっとけば溜まっていく一方である。ブログ、マスメディアの報道、映画や展覧会などの情報、SNSのポスト、ブックマークの代わり、などなどの用途がある。1日に何度か読むが、もちろん読まない日もある。溜まっていく一方である。定期的に減らせればいいが、そうもいかないのが人間で、今回はようやく、ひさびさにかなり削れた。

まず、旬を過ぎた情報というのがある。個人の興味でも、社会情勢でもいいが、見出しだけでアーカイブ化を選べるなら越したことはない。減らすべきだ。社会情勢なんかは難しくて、どう考えてもあとから参照する可能性を思ってピンをしているので、なにかしら残すべきという一方、切り捨てていいやという判断が必要になる。

まー、情報との出会いなんてそんなもんだと割り切るしかない。

個人の興味はまぁいいんだよ、「なんとなくピンしたけど、やっぱりいいや」というのはいくらでもある。とはいえ、そこにもグラデーションはあって、しぶとく残り続けるコンテンツはちゃんと向き合うべきだが、しぶとく生き残った末、見捨てるコンテンツも出てくる。自分の迷いと向き合っている気分になる瞬間だ。

Webサイト、個人のホームページなどブックマークとすべきサイトはブックマークすればいいのだが、これも管理体系やや分散しており、把握しきれていない。が、これはまぁ、決めてしまえばいいだけ。なんならブラウザーのブックマークに入れておけば、見つけるには苦労するかもしれないし、見返さないかもしれないが、残ることは残る。

あとで読む も良しあしがあって、溜まりすぎると自己効力感が減退するみたいなのはあると思うんだよね。だって処理しきれない情報が目の前にあるから。精神衛生上悪い。部屋が汚くなるのと似たような状態にあると言えそうだ。

情報に踊らされる、道具に使われる、を何とか避けていきたいところだ。

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