今年は昨年に比べてさらに読書の習慣が順調である。脳に文字列があるという状況が心地よかったことを思い出す。一昨年くらいから徐々に帰ってきたこの習慣は、電子書籍を Kindle に戻すというごく単純な変化によって劇的に改善した。なんとバカらしい。

ついては Kindle のハイライトを Obsidian に出力してウハウハな読書生活を過ごしているのだが、やっぱりいいですね。Amazon、あるいは Kindle を業界の標準のように言うのは自分でもイヤだけど、使いやすさがいい。先日、別の場所で紀伊国屋書店の Kinoppy なども素晴らしいということを耳にしたがどうだろうか。

でも少なくとも、Kinoppy にハイライト出力の機能はないと思うんだよね(調べてもいないけど)。そういうわけで、ふたたび Kindle に世話になることになった。思い返せば電子書籍論争もおそらくは2010年を越したあたりから本格化し、その頃は自炊(手元のフィジカル本を電子化する)ムーブも衆目を集めていたが、もうやっているひとは相当な人だけだろうな。

いまとなっては国内のメディアも電子書籍を普通に販売しているし、その所有権には未だに根源的な問題はあるだろうが、実用性の前には相対的に小さな問題になっているとは言えよう。物理的な配架スペースがあるひとについては、どうぞフィジカル本を購入して業界を支えてくださいとしか言えない。私も買えるものなら買いたいけどね。

ちなみに、Kindle の日本国内でのサービスインは 2012 年だそうです。

フィクションを読む機運が高まらん

フィクション、読めないね。

読んでいるのはちょっと真面目な本が多い。いまはざっくり理科系、文化系を交互に読んでバランスをとろうと進めているが、そこにフィクションを挟む余地がないというか、そういう気分にならない。なんでだろうな。知り合いに進められた本が、大した量ではないが数冊、デジタル積読になって埋まっている。よろしくない。

理科系の本、フィクション、文化系の本という順にしてみようかな。

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