あってないようなブログだが、6月は後半で新型コロナに罹患したため、更新も何もなかった。寒くなく、暑すぎもしない季節であったことは唯一の救いといってよいと思う。これが冬だったらもっと体力を削られていただろう。

小さな咳はまだ続くものの、喉と咳はたいした症状もなく収まった。問題は発熱のほうで、小さい頃ならいざ知らず、39度前後の熱が5日ほど続いたのは参った。2日目までは体力があるので余裕もあり結果的には嘗めていた。3日目以降、終盤の高熱との戦いは修羅場であった。

なにより5日間ほど、まともに睡眠できず、寝付けるかと思ったところでツラくて起きる、奇妙な想念に襲われてアイスピック頭痛が走るといった事態になった。後者だが、おそらく普段ならそこで睡眠状態に入って夢の中で処理されるような脳の働きに対して、緊張して覚醒からの離脱を拒む脳の部分が抵抗した、というイメージだ。

本当に参った。

まったくバカバカしくて泣きたいくらいしょうもない妄想が止まらず、寝ているワケでもないので悪夢でもない。ただただ魘されるだけであった。裏を返すと、ある意味で宗教的体験であったような気もしていて、己の生を見つめる時間でもあった。重い病気って往々にしてそういうことあるけれど。

体力のあるうちは、本当はどうなのかとも思うものの、いろいろと時間を潰して1日が終わっていくが、これが終盤になると全然時計の針が進まない。もう何をやる気力もない。とにかく早く治ってほしい。神頼みもする。疲れ果てる。

という具合だった。

まぁとにかく酷い風邪なのだが、問題は感染力の強さということで、たしかにこれがやたらと広がるようだと困る。沖縄、九州だと再度の感染拡大が問題視されているレベルだが。私の場合、ちょっと油断したら途端に感染したので、警戒心もバカにならないというか、なんとやらだ。

謎の風邪とやらやインフルエンザも流行っているようだし、気が抜けない。ひとにアドバイスできることがあるとすれば、高熱対策は冷えピタの類はぜんぜんアテにならず(個人の感想です)、できれば氷枕の類がいいと思う。自分は水タオルをずっと首に巻いたり、頭に乗せたりしていた。オーソドックスなやつだね。

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