2023年6月は継続して「ティアーズオブキングダム」の話です。また、特別に検証したわけではなくて、プレイしながら何となく「そうなんじゃないかな」って思ったことを記録して、公開しています。

ということで、今回の話題はゼルダの眉の太さです。「ブレワイ」の当時から、彼女の眉の太さについては賛否両論、喧々囂々と、さまざまな意見で世の中が盛り上がっていたわけですが、いやまぁたしかに、「細いとは言えない」という見解は否定しづらい。

個人的な感覚としては、私は好きではある。

引き続き、前作について。そりゃね、100年封印されてたんだから、おしゃれとかいう場合じゃないんですよ、そもそも巫女の能力になかなか目覚めない落ちこぼれ考古学趣味お姫様という立場でもあった。そういうキャラクター付けがされていた。

翻って、本作です。プロモーションの時点で、まず髪型の変更がすぐに目に入った。なんかスタイリッシュというか、あか抜けた。野暮さがなくなった。そりゃね、元王国のリーダーとして矢面に立って、再興に向けて忙しくも充実した生活を過ごしているわけですからね、身の回りにも気を使いますよ。問題の眉の太さだが、たしかに調整されているように思う。

で、これはデザインの調整というのではなくて、上述のように、彼女のそういう状況がそれを許したというだけのことのように思える。

なぜか?

本作でも、やはりというかゼルダ姫は難局に立ち向かうことになるのだが、その状況を映したムービーシーンはどうだろうか。身の回りについては最低限の配慮すら覚束ない状況における眉の描写は、どうにも前作同様以上レベルで逞しいように見える。

もう説明の必要もないが、たとえばムービー中でリンクの装備が汚れたり、破損したりするのと同じレベルで、ゼルダ姫の眉は整えられたり、そうではなかったりするのではないか、このような描写が彼女のおかれた状況、大変さというのを表現しているのではないか、という推測が成り立つ。

あとやっぱり彼女の意志や決意の強さの表現には、割と重要なファクターなのではないかという、機能的な面もあるだろうね、とか。身も蓋もないね。

ということで、実際は、自分の目で確かめてほしい。

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