五島美術館の庭園を歩いて心を整えた

昨年末、2021 年の 12 月に二子玉川に用事があり、そのついでに近場の美術館を探して五島美術館へ赴いた。「アジアのうつわわーるど」という特別展を鑑賞したが、それはそれとして別途、何かを書ければいいが、とりあえずは置いておく。

本館の展示スペースは最小限ながらも、庭が広い。そもそも東急グループの始祖らしい五島慶太の収集した美術品を管理するための施設らしく、この敷地もその屋敷の一部であったらしい。

庭についてだが、Wikipedia によれば高村弘平という造園家の仕事とのことだ。記事を読むと単なる職人ということではまったくなくて、空間設計するひとみたいな感じなのか。ほぼほぼ 20 世紀をまるごと生きたような時代背景と人物で、こちらも紐解くと面白そうだが。

庭園だが、世田谷区上野毛の斜面に展開されている。具体的な広さはどんなもんだろうか。斜面だからなんとも言いづらいが、小さな校庭くらいはあるのではないか。分かりづらいな。体育館2、3個分くらいとか?

仏像が何点か配されていたり、茶室があったり、富士見のポイントがあったり-聳える楽天のビルがみえる、エリアごとに門が設けられていたりと、つまるところ楽しい庭だ。どれくらい本気で仏教的な空間にしたかったのかは不明だが、浮世を離れて軽く気分転換するには十分すぎるくらい贅沢な時間になる。

いくつか池が点在し、鯉がいくつか泳いでいる。古い施設であるし、わざわざ水をどこかから流し込んでいる風にもみえなかった。それはそれとして気になったのだが、そのことを確認したわけだ。

美術館側からぐるりと庭園を歩いて 1 周し、ふたたび下って裏口から二子玉川方面に出ようとしたら、付近に古井戸がある。ははぁ。そして斜面の終点あたりに向かって、周辺の路面に流水すらしていた。

落ち葉を掃除している方がいたので、この流水はどっかから湧いているのか、溜まった雨水のそれなのか、なんとなく聞いてみたが、これはよくわからないとのことだった。どうなんでしょうね。単純には、やはり地下水と思うが。

そういえば園内には古墳の跡地らしい空間もあった。稲荷丸古墳とかいうようだが、詳細はよくわからない。調べればそれなりのことはわかるだろう。また、隣接して稲荷神社もあるようなので、この土地自体がやはり古くから、いい土地だったのでしょう。