Cardflow+ を使いはじめてみた

iPad アプリ Cardflow+ についてのメモを残す。いきなりだが、私としてはアイデアのまとめ方としては原理的には梅棹忠夫の情報カードや川喜多二郎の KJ 法のような類の方法がなんだかんだで有効だと信じている。

既存のデータや文献を扱った型に沿った研究、あるいは何らかのフレームワークを利用するのであれば、また別だが、自分なりにプリミティブでもいいから、なるべくゼロから思考を作って進めてまとめていくには、これらの手段がやはり強い。

たとえば『エンジニアの知的生産術』もやはり上記の方法におおよそ近い方法を採用して説明していたと記憶している。本書で紹介している手段としては、やや小さめのポストイットを使用し、アイデアのユニットを書き出したら A4 用紙に付してまとめる。クリアファイルかなにかに収納すれば持ち運びも便利でどこでも思考を進められる、いうようなことだったっけ。

以降、著者の西尾さんの Twitter なりでの状況報告ツイートでは、上記の方法を自分なりにアプリケーションに落とし込んだという経緯を辿っていた気がするが、今回話題にする iPad の「Cardflow+」は似たような操作ができるということだ。最近になってようやく発見した。

日本語化されていない点を無視しても、日本人で利用しているユーザーはあまりいないようで、ブログで紹介している記事も以下の 3 点ほどしか見つからなかった。ただまぁ、ここまでの説明と以下のブログなどで紹介されている以上のことも特にないので、具体的な使い方の話には踏み込まない。ややクセはあるが、それほど使いづらいアプリではない。

使い始めてあらためて思ったことだが、こういう思考方法は習慣化していないとアイデアの書き出しに苦労するね…。

つまり、アイデア出しそのものを習慣化していないと人間は発想ということ自体の方法を忘れていく。いや、当たり前っちゃそうなんだけど、その自覚の機会さえ簡単に失われていく。習慣化されない諸々の行為一般に当て嵌まることだろうだろうけれどもさ。

考えることについてのみいえば、オリジナルの思考を進めるということは、それだけ難しい。