6月の半ばくらいか、ウェブ版のPocketのUIが刷新された。どこかにドキュメントが転がっているのかもしれないが、探していないので詳細は知らぬ。少なくとも日本語圏で話題にしているひとを発見もしていない。Pocketというサービスの立ち位置はまことに絶妙で、そもそも「あとで読む」サービスとしては登場当初は、Instapaperのほうが人気があった。いや、いまでもInstapaperのほうが人気なのかもしれないが、Pocketは読者数の指標やブログパーツなどとしてもある程度まで定番化しているようだし、そこそこの日本語対応もなされている。断言したい、Pocketのほうが定番化しているハズだ。

そもそも、この記事を書くにあたってザクッと調べてたら思い出した。PocketはもともとFirefoxのアドイン「Read It Later」だったんだ。なつかしい。2007年ということらしいのでChrome登場前夜であり、言うなればFirefox最盛期ではないか。そういえば、Firefoxの何バージョン前から連携があらためて強化されたが、これも2017年にFirefoxの一部門として買収された結果なんだろう(Wikipedia調べ、あしからず)。

で、ウェブ版のUIの変更だが、おそらくスマートフォンでウェブ版を見たときの挙動を安定させようとしたことが伺われるデザインだ。分かりやすい変更点のひとつとして、トップ画面における記事へのリアクションに必要な動作がひとつ増えた。マウスオーバーすればいいだけなのだが、少し違和感がある。一方で、個別の記事表示はこなれた印象があり、こちらは好感触だ。だが、記事ページを直接開き直すとバックボタンを押下してもトップ画面に戻らないことがある(ような気がする)。

このあいだ、Pocketを指して「ソーシャル・ブックマーク」サービスとしている文言をどこかで見かけた。そういった機能も確かに実装されているのだが、英語対応のみなので使い勝手の実感がわからず(日本語記事がサジェストされたこともあったような気もする)、いくらか腑に落ちない。

ついでのメモだが、堀正岳さんが最近のEvernoteへの檄文だったか、最近のウェブでのリーディングリストのフローについてのメモか何かでPocketに頼りきりみたいなことを書いていたが、どの文章だったか忘れた。探しても見つからない。半年以内くらいに目にしたと思う。

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