いつだったか、まだ寒い季節に『落下の解剖学』を観た。 なんか偉い賞をとったらしいが、個人的には割とどうでもよかった。先行上映会にいったひとたちの評判がやたらとよかったので、そっちをアテにして行ったが、率直に言ってこれがよ …
今年は昨年に比べてさらに読書の習慣が順調である。脳に文字列があるという状況が心地よかったことを思い出す。一昨年くらいから徐々に帰ってきたこの習慣は、電子書籍を Kindle に戻すというごく単純な変化によって劇的に改善し …
『オッペンハイマー』を観た。 世界的な公開が決まったとき、日本国内は散々と吹き上がっていたが、蓋を開けてみれば、みんなはそんなに興味なさそうという感覚も否めず、歯痒さを持て余す。
だらだら書いた。が、結論として、カスタマイズする必要は、ある。 で、ざっくり Obsidian に手を出さなくていい理由を挙げるとすると、以下などか。
『窓ぎわのトットちゃん』を観た。 作品の発表から上映まで話題沸騰という感じだった、少なくとも私の周辺では。原作はもともと有名ではあったろうし、黒柳徹子とその両親を含む家族の歴史は、戦争を挟んだ現代日本のなにかしら理想的な …
『ゴールド・ボーイ』(黄金少年)を観た。まったく面白かった。 原作は中国の小説『坏小孩』 (悪童たち)とのことで、2020年に中国でドラマになって話題になったと。ドラマのタイトルは「隐秘的角落」だそうで、直訳としては「隠 …
『マダム・ウェブ』を観る。別にマーベルファンでもスパイダーマンファンでもないし、ダコタ・ジョンソンのファンでもないが、なんとなく面白そうだなと思ったんだよね。期待に比しては、そこそこ。というか、まぁこんなもんだろくらいの …
映画なのか? 『水戸黄門』(1978)を観た。特に副題も無いので、1978年の作品というほかないが、黄門さまを演じるのは東野英治郎なので、そのへんのシーズンの作品だ。ついでに、私がはじめて見た水戸黄門は、佐野浅夫のシーズ …
『レザボア・ドッグス』を観る。クエンティン・タランティーノの出世作だそうで、90分という小作品。お金がかかってないこともよくわかるが、そうはいっても安っぽさは感じない。もともとイイ話の類ではないだろうなとは思っていたが、 …
3時間のワケわかめ映画と聞き、私好みだと断定して『ボーはおそれている』を観てきた。よかった。これはよかった。よく確認せずに「ポー」だと思っていたら、作中の字幕では「ボウ」だし、見終わってから確かめると、当たり前だが「ボー …