20241103追記

2024年11月いっぱいをもって Omnivoreサービス終了とのこと、他のサービスを探すたびに出ます。

    以前に Pocket を長く愛用してきたと書いたことがあったが、完全撤退を狙っている。もし、この記事を読むひとがいれば、Pocket が Firefox アカウントに統合されることになったことも既知と思うが、そういうことらしい。これはどうでもいい。

    問題は昨今の調整で、どうも私のデータの保持が上手くいっていないようで、無料アカウントで利用している身なので文句を言う筋合いも小さいのだが、スマートフォンからは閲覧できる Read later のリストが Web だと読み込みエラーでリストは空になり読めない。問題がしばらく解消されない。

    エラーメッセージから軽く解決方法を探したが、どうもうまくいかず、考えうる手段はめんどくさく無い範囲でとった。もう諦めており、スマートフォン側からアクセスなりサルベージなりするしかない。

    で、ここまではPocketへの愚痴(応援)と今回の経緯の発端だ。

    もうひとつ、最近Glaspというサービスをちょっと触っていて、Webで読んだ記事をハイライトするのが割と有意義だなと再確認したのであった。で、さらにこのハイライトをローカル、つまるところObsidianでカバーできれば便利やろと思ったのだ。

    だが、Glasp側ではObsidianとの連携を特にサポートしておらず、技術に疎い人間としてはスマートな術がない。で、自然に Omnivore が選択肢に上がった。これが移行の切り札になった。

    Omnivore、オープンソースで開発されているらしいが、アカウントさえ作成すれば雑魚でも利用できるサービスとなっている。2年前くらいから存在は知っていたと覚えているが、当時はノータッチだった。開発をスタートした方からして Read Later に取りつかれており、Pocket の利用についても言及している。これは信頼できる。

    また、Pocketでは、特に日本語サイトの読み込みで信頼できずにいたサービス内のリーディング機能も(直近では機能することもあるのかも?)、Omnivore では利用している。というのも、ハイライトがここからしか付けられないので利用するしかないが、割合、困ることは少なく、機能する限りでは便利であるとも気づく。

    なお、Obsidian単体でWeb Clipper的な挙動を実現することは素人設定でも実現できそうだが、Webサービス内で完結できるなら、そこはそこで済ませたいという意識が私のなかにはあり、現状ではそうしている(技術も拙いし)。

    また、記事からハイライトのみの同期という選択肢が地味に重要とも捉えている身としては都合がいい。無駄となりうる分量の情報は、とりあえずはいらない。

    そう、幸いなことに、Omnivore は PKM なりの昨今のサービスとの連携も重視しており、Obsidian も対応している。公式で提供されているコミュニティプラグインをインストールし、適当に設定すればブックマークをファイルとして同期(実行されているのはダウンロードだろうけど)できる。

    同期はブックマークすべて、ハイライトした記事のみなどと設定できるようだが、上述の理由で、私はハイライトした記事のみとしている。同期のタイミングだが、気づいたときに、たまにOmnivoreのプラグインのボタンをクリックすると、サクッと完了するという程度だ。

    タグの設定などをいじるともっと実用性が増しそうだが、Obsidianのタグ運用も微妙に揺らいでいるので、おいおい手を付けたい。

    まぁ、というわけで、感謝しきれないくらいありがとう Pocket。そしてOmnivoreを使いはじめたよという話でした。

    話が逸れるが、もともとEvernoteのClipper機能にもハイライトは存在したと覚えているが、あのときはハイライトに興味がなかった。サービスとの関係は難しい。そして人生は空しい。

    Comments are closed.

    Close Search Window