お前が健康になるんだよ。
数年前まで、Withings の Steel HR Sport を使っていた。表の盤面のギミックはアナログで小さなデジタルウィンドウがあり、そのお陰で充電はひと月に1度ほどで済む点が個人的には最大のメリットであった。問題はいくつかあったが、お気に入りのデバイスでもあった。が、今回の話題で最大の問題としたいのは、フランスの小さなメーカーらしき点であり、後継バージョンの状態がなんともわかりづらいことにある。
その Steel HR Sport だが、2022年くらいかな、歩数計メーターの針が実際の動作と一致しないことが多くなり、端的に言って壊れた。時計のほうもなんとなく怪しい挙動となることが増えた。ということで、装着しないことが増えて現在に至る。なければなくても生活はできるので、ここ2年くらいは腕時計をしていなかった。
並行して、安価なスマートバンドなどを利用したりもしたが、最近は付けている人も減ったかね。一方で、高級スマート時計の分野は、専用の名前も知らないメーカーが相当に増えたようで、ハッキリ言ってまったくわからない。ピンキリすぎるし、バリエーションも多すぎる。Fitbit は Google に吸収されたのちの動きもよくわからない。Germin は安定していそうだけど、どうなんだろう。中価格帯を意識すると、なんとなく、Germin か Samsung がよさそうだなというのが個人的な認識だった。
みたいな現状把握のなか、しばらく忘れては、やっぱり欲しいなぁ、使いたいなぁと思い出したように検索してを繰り返していた。上述の Withings だが、ScanWatch 2というバージョンが最新であるようなのだが、日本国内に流通しているのはそのバリエーションのひとつかふたつかであるようだし、流通は Amazon 一択になったのかよくわからないし、少なくとも Amazon で現行に存在する評価を目にすると、とても選択肢にならない。好きだったんだけどなぁ。
で、そんななかで Amazofit を見つけた。
えぇー、性能に比して、コスパが良すぎませんか、こういうのを待っていたんだよ(Amazonの資本故できることなんだろうかね)、ということで買うてみた。「Amazofit Active 2」である。通常バージョンとプレミアバージョンがあり、価格が数千円違う。バンドなど諸々の差があるようだが、個人的にはサファイアガラスが採用されている点が大きい。ガサツな人間にとっては大事なことだ。
歩数、心拍、睡眠の管理、PAI による運動評価、さまざまな運動の記録、身体メンタルのバランスメーターみたいなの(レディネスという)、座りっぱなしアラーム、などが標準的な装備となっている。で、これは全然知らなかったが、最近のスマートウォッチは、SIMなんかを入れなくてもGPSで測位を計測してくれる。そんなに活用できた試しはないけれど、ケータイなしでランニングの距離なんかを手軽に計測できるのは大きい。
あとは、SmartWatch らしいアプリで、ToDo なりカレンダーなり、音楽アプリなり、少数ながら最低限度のものは揃っているようだ。GoogleのToDoと連動するアプリと、Spotify の音楽リスト同期アプリは入れてみた(どっちも個人の制作なのかな、それもよくわかってない)。ウォッチフェイスは標準のシンプルなのが気に入っているので現状では交換していないが、いつかは変えるかもしれない。
そう、これも知らなかったが、Amazofit は Zepp というアプリで、デバイスと連携、各種情報を管理できるらしい。このアプリのアカウント管理方法はよくわかってないが、少なくとも日本Amazonとは直接は連動していないのかな? 普段とは別にGoogleアカウントでサインインしてしまった。のちのちややこしいことにならないことを祈る。これから利用する人は注意されるとよいかもしれない。
最後に。装着感はいいですね。Steel HR Sportよりもいいし、安めのスマートバンドよりもいい(それは当然だろう)。留め具がしっかりしていて、外すときがちょっと大変かなというくらいだ。筐体にクセ、自分にコツがつけば、慣れの範囲だろうけれど。
しかし、GにもAにもひれ伏している現状であることに問題意識はありまーす。
Last modified: 2025-04-23