『クミカのミカク』(全6巻)という作品がセールになっており、なぜか読んでいなかった最終の6巻を読んだ。なぜセールなのかなと思ったら、作者である小野中彰大が連載中の作品『魔法少女にあこがれて』のアニメ化に対応したようだ。出版社は違うようなので、『クミカのミカク』の徳間書店がうまく便乗している体なんだろうか。

『クミカのミカク』は、当時の印象で語るので間違いかもしれないが、おそらくいわゆるメシ漫画のブームのさなかの作品で、そこに異星人ネタが絡まって、絵柄もかわいげで面白く読んでいた記憶がある。1巻が2016年、最終巻が2018年ということなので2年くらいの連載期間なのかな。

Amazon のデータによると作者の小野中彰大は 1991年生まれらしいので、平成の頭の方の生まれということになる。雑なくくりで申し訳ないけど、別に細かい意図もない。『魔法少女にあこがれて』は『クミカのミカク』の終了の翌年くらいがスタートのようではある。

『魔法少女にあこがれて』は竹書房、バンブーコミックスということらしく、魔法少女モノパロディに青年誌(なのか?)らしくも(おそらくギリギリ)のエロさ加減がちょうどいい感じではある。記事執筆時点でやはり無料で読める3巻までに目を通した感想の域は出ないが。

いやまぁ、なんで記事を起こしたかというと、絵柄の変化、あるいは使い分け、工夫にビックリしたというか、個人的には『クミカのミカク』のほうが好みではあるが、『魔法少女にあこがれて』も読みづらいということは無くて、結論から言うと漫画が上手いなぁ、というに尽きる。

というわけで、どちらかというと『クミカのミカク』推しの話でした。

Comments are closed.

Close Search Window