市川春子はどういう作家だろうか

『宝石の国』連載再開に寄せて。 愚問というか、作家のファンとしてはどうでもいいことというか、そういうことではあるんだが、『宝石の国』の既刊を読んでいて気になったので、書いておく。書いてみたら別に、作家性みたいな話にはなら…

海と君とのあいだに|『金曜日はアトリエで』

『金曜日はアトリエで』が 4 巻で完結していた。2 巻まではマンガを漁っているときに読んでいて、3 巻以降は忘れていたのだが、完結していたので読んだ。これは面白い作品で、とにかく面白いのだ。 出会って突然ヌードモデルを務…

藤本タツキのマンガをどう楽しむか

あるいは作品の話題の拡がり方について述べる。 『チェンソーマン』(第一部とされる)は楽しかったが、個人的には『ファイアパンチ』のほうが面白かったと感じる読者である私だが、『ルックバック』と『さよなら絵梨』を比べると『さよ…

読書:『ファイアパンチ』

8 月中に「ジャンプ+」で全話公開されていた。初めて読んだ。現行の連載作品『チェンソーマン』よりも分かりやすいのではないか。巻数も 10 巻以内となっているし、これは個人的な佳作、名作のラインナップに加えたい品だ。 祝福…

北海道が舞台のマンガを考える

『銀の匙 Silver Spoon』(荒川弘)の最終 15 巻が刊行され、これにて完結した。最後のほうは家庭の事情だろうか不定期連載になっていたが、無事に終わってよかった。最終話、第 1 話と同じスタートからはじまり、主…

読書:『ボールルームへようこそ』10巻

『ボールルームへようこそ』の 10 巻を読む。 月刊少年マガジンで連載中の作品だが、実質は不定期連載のようになっており、突然の終了はないだろうと思うが気が抜けない。また、今回は本巻の Amazon レビューで知ったのだが…